概要
会長理事挨拶
本会は、さけ・ます増殖事業を効率的かつ安定的に推進するために必要な事業を実施し、本邦系のさけ・ます資源の維持・造成を図り、会員及び民間団体の経済活動を促進するとともに社会的地位の向上を図ることを目的としています。
昭和30年12月、「本州鮭鱒孵化放流振興会」を設立しましたが、昭和46年2月に社団法人化し名称も「社団法人本州鮭鱒増殖振興会」に改組しました。また、平成25年5月には「一般社団法人本州鮭鱒増殖振興会」とし、平成29年7月3日、新たに北海道及び本州9県のさけ・ます増殖団体を会員とする「一般社団法人全国さけ・ます増殖振興会」として発足しました。
我が国におけるさけ・ます増殖事業の原形としては、江戸時代中期1750年頃に村上藩における種川制がよく知られています。
この考えを礎に、先人が本州各地で脈々とさけ・ます増殖事業を行って参りました。
また、現在も先人の意志を引き継ぎ、本会会員により過酷な自然環境の中で資源増大に取り組んでいます。
放流したさけは4年後に母川に回帰し、我が国の水産物の安定供給、地域の基幹産業の振興、さらに地域で育まれてきた社会的資源として有形無形の効果を発揮しています。
今後も次の世代に引き継ぐためには、施設の老朽化対策や後継者の確保、さらには、近年の地球温暖化に伴う海洋環境の変動等に対応した増殖技術の高度化が求められており、その具現化を図らなければなりません。
本会はこれらの課題に対応するため、関係者の皆様方の声をお聞きしつつ、その解決に努力し、さけ・ます資源の増大を図り、我が国の水産物の安定供給という社会的使命を果たしてまいりますので、引き続き、ご支援、ご協力下さいますようお願いいたします。
平成29年7月4日
会長理事 鈴木 俊一
振興会概要
名称 | 一般社団法人 全国さけ・ます増殖振興会 |
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設立 | 1955年(昭和30年)12月14日 |
代表者 | 会長理事 鈴木 俊一 |
所在地 | 〒104-0045 東京都中央区築地4丁目10番16号 築地MSビル4階C |
電話番号 | 03-6264-0741 |
事業目的 | この法人は、民間団体が実施するさけ・ます増殖事業を効率的かつ安定的に推進するために必要な事業を実施し、本邦系のさけ・ます資源の維持・造成を図り、もって会員の経済活動を促進するとともに社会的地位の向上を図ることを目的とする。 |
事業内容 | この法人は、前条の目的を達成するため、次の事業を行う。 (1) さけ・ます人工ふ化放流事業、天然産卵の保護及び繁殖環境の保全並びに施設の拡充等による増殖強化に関する事業 (2) さけ・ます増殖事業に係る広域的な連携及び調整に関する事業 (3) さけ・ます増殖事業に係る指導及び調査に関する事業 (4)さけ・ます増殖事業に係る普及・啓発事業 (5) その他この法人の目的を達成するために必要な事業 前項の事業は、北海道、青森県・岩手県・宮城県・福島県・茨城県・秋田県・山形県・新潟県・富山県において行うものとする。 |
役員名簿
役職 | 氏名 | 所属団体 | 備考 |
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会長理事 | 鈴木 俊一 | 員外 | 非常勤 |
副会長理事 | 亀田 元教 | (公社)北海道さけ・ます増殖事業協会 | 非常勤 |
副会長理事 | 大井 誠治 | (一社)岩手県さけ・ます増殖協会 | 非常勤 |
副会長理事 | 渥美 巖 | 宮城県さけます増殖協会 | 非常勤 |
副会長理事 | 尾形 修一郎 | 山形県鮭人工孵化事業連合会 | 非常勤 |
専務理事 | 内海 邦夫 | 員外 | 常勤 |
理事 | 戸来 敏幸 | 青森県鮭鱒󠄀増殖協会 | 非常勤 |
理事 | 紺野 廣顕 | 福島県鮭増殖協会 | 非常勤 |
理事 | 添田 規矩 | 茨城県さけ・ます増殖協会 | 非常勤 |
理事 | 須田 壽夫 | 秋田県鮭鱒増殖協会 | 非常勤 |
理事 | 皆川 雄二 | (一社)新潟県さけます増殖協会 | 非常勤 |
理事 | 鏡 時夫 | 富山県鮭鱒部会 | 非常勤 |
監事 | 須貝 金義 | (一社)新潟県さけます増殖協会 | 非常勤 |
監事 | 新谷 哲也 | (公社)北海道さけ・ます増殖事業協会 | 非常勤 |
監事 | 上原子 次男 | 青森県鮭鱒󠄀増殖協会 | 非常勤 |
会員名簿(令和5年6月29日現在)
正会員10団体 [PDF:146KB]
お問い合わせ
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